【成功する人が選ぶ書籍】世界は自分一人から変えられる

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「美しい言葉は人間を成功へ導く」

 

2017年8月20日発売

【世界は自分一人から変えられる】

大和書房 著者 阪口竜也

 

 今まで沢山の方にサイト上で本や作品を紹介してと言われてきたが

「そんな評価する立場でもないんで」と僕は頑なに断ってきた。

だが、お盆前に大和書房さんから突然一通の封筒が届く。恐る恐る中を見ると

「友人の書籍」ではないか。

 赤の他人の本を書評するのは気が引けるが、奴の本なら別にいいだろう。と言うことで本の感想を書かせて貰う。

まず、処女作で自叙伝を出す作家は極めて少ない。

と言うのも、版元が「自叙伝」など売れるわけが無いと企画自体が通らないのだ。

しかし、彼はそんな常識を覆してしまう。

そう。彼の人生はそれほどまでに魅力的で面白いのだ。

1.あんな大人にはなりたくない

彼の自叙伝は生まれ育った大阪府堺市からはじまる。

喫茶店でおじさんと会話する子供と称しているが、さぞや生意気な子供だったのだろう。

その生意気さが妙に愛らしく、他人を引きつける魅力は幼少の頃からあったのだろうと思う

芸大に通う傍らDJをしたりフリーペーパーで月70万円稼いだり、

今では100年後の地球を意識する商品を売っているが、当時はユニークで生意気な若者だったことがわかる。

2.世の中をひっくり返したい

 そんな阪口は美容室の共同経営に乗り出す。

3年の事業計画を元に知人の経営者に話を持ち込むのだ。

美容室と言えば毎日伸び続ける髪を切るというのが常識だが、彼は髪を伸ばすという所に目をつけた。

そう、「世界初のエクステ専門店」をオープンしたのだ。

美容室は「切るのではなく、伸ばす」

その斬新な発想に顧客も喜び、その後独立するのだが業界トップシェアまで駆け上がることとなる。

しかし、誰もがうらやむ成功もリーマンショックを前に最大のピンチを迎える事となる。

<続く>

 

 

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  これ以上書くと本人に怒られそうなので、筆を止めるが、続きは是非書籍で味わって欲しい。
40歳そこそこの人間の人生が、これほどダイナミックで刺激的なのだろうか。
 
彼との出会いは「エクステ絶頂期」の時だったが、そこからの苦労、そして粘りと逆転には感服させられる。
 
色んな言動や、行動を見る中で、やはり彼は少年なのだと思う。
あるとき、僕に「カンボジアで白髪染めの実験をしたい」と言って、
僕はカンボジアにまで同行した。
行き先は「伝統の森」のちに阪口に大きな影響を与える森本氏の住む村だった。
 
白髪染めの実験なら、髪の毛を抜き取ってすれば良いのだが、彼は直接髪の毛へ流し込みたいという。
伝統の森に着いてすぐ、髪の毛を染める準備が始まった。
 
不安に思った僕は恐る恐る材料を見にいくが、現場に着く前に嗅覚が反応する。
「臭い・・・・・・・」
 
カンボジアシルクはとても素晴らしい織物で、絹に色づけの際には様々な材料を配合している。
だが、これが結構臭いのだ。
さらに、それらの材料をコンロでグツグツ沸かせないと、色染めは出来ないという。
 
「まさか、熱湯を頭にかけないよね?」
 
悪い予感は的中した。
森本さんと阪口は、笑いながら僕の頭に熱湯を注ぐ。
「あつぃ!」
そう叫んだのは、僕では無く鍋を持つ森本さんだった(笑
あの二人は、見た目はおっさんなのに、間違いなく子供だった。
 
そして阪口が生み出す商品は、間違いなく自然から生まれ、良い商品なのだと思った。
 
タイトルは大胆にも「世界は自分一人から変えられる」と称しているが
奴なら、世界を良い方向に変えられるのかも知れない。
そんな体験をさせて貰えたことに感謝する。
発売日は明後日の8月20日
読者はきっと自分の人生と照らし合わせながら、更なる人生の楽しみ方を知ることになるだろう。
是非読んで頂きたいと思う。

 
 

あなたの成功につながりますように!

 
 
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