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共感する人と同情する人

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

–– 知識ではなく実践できる学びを得よう –– 

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STEP1 共感と同情

 いい人と呼ばれる人には2種類の人間がいる。

それは相手に「共感」する人と、相手に「同情」する人だ。

共感と同情、成功する人は必ずふたつの違いを理解している。

どんな組織にも必ず目標という物があり、僕の会社でも同じだ。

僕らはその目標に向かって試行錯誤しながら事業を進めていくのだが・・・

あるとき、部下が悩んでぼくの所にやってきた。

「目標にしていたオープンに間に合いません」

海外での現地調達を含む店舗のオープンには、日本とは違うトラブルが多い。

すべての商品が届いていても働くスタッフのユニフォームが届かなかったり

様々な最もらしい理由をつけて、納期が間に合わないことをアピールしてくる。

現地の業者と日本の仲間との間に立たされた彼は毎日頭を悩ませた。


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STEP2 同情すると判断が鈍る

 こんな時、相手と同じ気持ちになる「同情」の感情が働くと多くのストレスを抱える。

確かに困っている人間と同じ気持ちになれる事は人間にとって大きなスキルだ。

しかし、相手と同じ気持ちでは問題は解決しない。

「これ以上部下に要求は可哀想だな。しかし、そうなればオープンできない他の仲間にも迷惑がかかる。お客様だって悲しむだろう。どうしよう・・・・」

同情は自分の感情を動かすので本来の軸をぶらしてしまうのだ。

では、どのようにすれば良いのか?

それは共感だ。

それもスキルとしての共感力。相手の気持ちを理解してあげるだけではなく、

「この人だったら理解してくれる」という状態を提供しながら感情を動かさず適切な判断することだ。

相手の苦労と同じ感情になり、判断を鈍らせる同情と

相手の苦労を「この人なら理解してくれる」と感じて貰いながら、指示を与えるのとは大きな違いを生みます。

「かわいそうだな」と言うだけではなく、「お前なら必ず解決してくれる」と相手を信頼して突き放すことも時には重要なのです。

Ekusia  

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<<今日も読んでいただいてありがとうございます。>>

 


 

 

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