Silence is consent （沈黙は承認とみなす）

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 <For great choices in life>   
人生の偉大な選択肢を

STEP１ 　沈黙は金・雄弁は銀？

　私たちはこどもの頃から『男は黙って』『沈黙は金』など

何も言わずに行動することを美徳とする教えがありました。

果たして本当に『沈黙は金』なのでしょうか？

外国人アントレプレナーとのミーティングでは必ず以下の文言が加えられます。

Silence is consent（沈黙は承認とみなす）

今夜は沈黙から始まるリーダーシップの大切さをお伝えしていきましょう。

　多くの人は明確な目標と行動指針さえあれば必ず『そのプロジェクトは成功する』と思っています。

しかし『成功する人』は『目標』や『行動指針』が一番大事だとは思っていません。

会社のプロジェクトでも同様です。

多くのリーダーは『解決策』『目標』『マイルストーン』を意識し

それをどのようにすれば『達成』できるのか？ばかりに意識を集中させます。

そして会議は進みます。

あるひとりのリーダーの意見を中心に『沈黙は金』の文化の元で次々に決まっていきます。

そして１ヶ月後、『達成できない者に対して』責任を追及します。

『どうしてやらないのか？』

『なぜできないのか？』

その結果、組織は疲弊し、さらに『沈黙は金』の文化を発展させます。

こんな会社になったらもう大変です。

この場合の『沈黙が金』とは『リーダーが決めた目標に文句を言うな！』という

文化であり、これではどんな目標も達成できず、退職者が生まれます。

そしてリーダーは言います『価値観が違うのだ』

そんな会社を私は多く見てきました。

STEP２　目標よりもだいじなこと

　成功するリーダーは目標や達成に意識を持っています。

しかし何よりも優先することがあります。

それは『仲間の承認』です。

あなたがアーティストや作家などひとりで働く業種なら良いでしょう。

しかし私たちのほとんどは仲間と協力して目標に向かう仕事をしています。

リーダーシップは『崇高な理念と目標』が最優先項目ではありません。

最も大事なのは『仲間が決めた目標を承認』するかどうかなのです。

承認された目標は必ず『参加する仲間の１００％の力と責任が発揮』されます。

しかし、リーダーから与えられた目標には『どこか誰かの目標』としての価値観が生まれ

『目標の結果から生まれる幸せ』よりも『リーダーからの評価という幸せ』が強くなり

どこか本気になれない目標設定として決まってしまうのです。

もし『あなたが成功するリーダー』を目指すなら『崇高な理念』『明確な目標』の前に

これらふたつを承認する文化を創りましょう。

最後に

『お客様の幸せ』という素晴らしい理念も、合意が行われたときにチカラを発揮します。

強いリーダーが『お客様の為』がわからないのか？という押しつけたリーダーシップは

満員電車で知らない人に『お前、座席譲れと言ってるだろう』と言われているのと変わらず

いくら正しい事でも『何か違和感を残す結果』となります。

大切なのは『承認と合意』です。そこからすべての成功が生まれるのです。

＜今夜も読む時間をくれて本当にありがとうございます！＞