中国に伝わる成功する人が持つ９の徳

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  人生の偉大な選択肢を

STEP１ 　ひとりでは成功できない

　成功する人と言ってもひとりで成功する人などおらず

必ずその人の側に優れた人間が存在したりします。

成功する人は自分の足らない物を多くの人に助けて貰い、

また、相手にない物を自分が補います。

その関係や出会いを支える物が『徳』であり、徳は自分に影響を与えるのではなく

自分を越えて『多くの人に影響を与える物を言われています』

また徳は『持って生まれた物ではなく』ある種、スキルだという人もいます。

何か自分の意見と違うと思っている人に『それは間違いだ』というのは一般的ですが

『なるほど、その可能性もあるよね』と頭から否定せず、相手のことを考え、意見を大切にし

さらに高次なGoalへと目指す。

こういう人に仲間は集いますし、これだけでも人生は大きく変わりますよね。

それでは貞観政要にでも出てくる『九徳』を考えてみましょう。

STEP２　恩を送るという考え

　瞬帝の臣、皐陶（こうよう）は『徳のある人間とはなんぞや』ということを定義した九徳を語りました。

①　寛にして栗

これは寛大だが締まりがあるという事です。例えばあなたが上司であって『いちいちうるさいが締まりが無い』なんて事は徳に繋がらないという事です。

②柔にして立

おっとりしているが、物事を処理できること。逆に刺々しいくせに仕事ができないと徳はありませんね。

③原にして恭

真面目であるが丁寧で不誠実ではない。不真面目で不誠実だと徳はありません。

④乱にして敬

物事を収める能力があり、慎み深いことです。何も活躍できないくせに態度だけ大きければダメです。

⑤擾にして毅

おとなしいが内側は強いことをいいます。気性が荒いくせに気が弱いとがっかりしますよね

⑥直にして温

正直で素直だけれども温和であることです。しっかり物を言わず、内に秘めるくせに冷淡であれば嫌われますよ

⑦簡にして廉

おおまかなのにも関わらずしっかりしている。何でも関わったり干渉してくるのに、実は全体像が見えていない人はいけません。

⑧剛にして塞

剛健だけれども内は充実している。見た目も弱々しく、中身が空だとだとがっかりです。

⑨彊にして義

豪勇で正しい事です。気が小さいくせに悪事を働くことも徳ではありません。

如何でしょうか。人間が変わるスイッチはどこかにあります。お盆明けから人生を変えることも人間は容易に出来るのです。

＜今夜も読む時間をくれて本当にありがとうございます！＞