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苗は引っ張らずに栄養を与えよ

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

–– 知識ではなく実践できる学びを得よう ––

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STEP1 日に新た(ひにあらた)

 日新(ニッシン)。僕はこの言葉が好きだ。

昨日よりも今日、今日よりも明日前進することは何よりも大事なことだからだ。

べつに誰かに勝とうって意味ではない。

誰かと競争しても終わりはない。

例え強い者と戦って勝ったとしても、さらに強い者がいる。

さらに強い者を求め

さらに強い者を探す

他人よりも強いということを極めた先に何が待っているのだろう?

誰かと比べる生き方よりも

昨日の自分を越えていく。

その生き方の先に成功する人の考え方が隠れている。


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STEP2 他人の成長でも

 日新は自分自身で求めるもので、他人から言われてやるものではない。

しかし、それを他人に求める者もいる。

『お前、日新って言葉を知らないのか?昨日のお前よりも成長することが大事なんだ』

確かに言ってることは間違ってない。

しかし、日新は自分自身で気づくものだ。

先祖から自分のルーツをたどれば偶然が偶然と重なり合い、必然となって生まれてきた自分の命。

この命を成長させずして、自分は何になろうとするのだ。

しかし日新は他人に求めてはならない。

こんな話がある。

『木が全くない山にひとりの職人が現れた。彼の仕事は木を植えることだ。木の全くない山は土砂災害の危険があることを知っている彼は麓の住民の為に苗を植え始めた。しかし土が悪いのか成長速度が遅い。』

『俺には麓の住民を守るという重大な役目があるのだ』

そして彼は1日でも早く木を成長させようと、木を引っ張り始める。

『もっと早く伸びろ。もっと早く伸びろ』

当初は効果があった。土にどっしりと埋め込まれた根が浮いたからだ。

しかし最終的にすべての苗は枯れてしまう。

『成長させようとムリに引っ張ったお陰で、根は土から離れてしまったのだ』

他人をムリに成長させようとしてもムリだ。

そんなことをすれば逆に彼らが枯れてしまう。

他人の成長を誘うときに苗を引っ張ってはいけない。

大切なのは栄養を与える事だ。

そんなリーダーは成功する人に多くいる。

Author Ekusia Rufino

※著者のFBアカウントが出来ました。記事のあとがきや取材先。本の書評などを書こうと思っています。
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<<今日も読んでいただいてありがとうございます。>>

 


 

 

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