意識がキレたとき勝負は終わる

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–– 知識ではなく実践できる学びを得よう –– 

STEP１　真っ白になる瞬間

　人間の感情というのは不思議なもので、強烈な怒りや不安に襲われたとき

頭の中が真っ白になってしまうことがある。

これらの原因を探っていくとほとんどが想定外のことが起きたときに現れていて

予想を超える何かがキミの中に起こっているのだ。

我慢のできない怒りや恐怖の原因は他人にあると思われるが、実はそうではない。

キミ自身の予測と想定が間違っているのだ。

若い頃に僕は会社の先輩からゴルフに連れて行って頂いたことがある。

球技には多少の自信があったので、練習もそこそこにして初ゴルフに向かった。

結果はさんざんだった。

ボールは前に飛ばないし、無くなるし、何より「先輩に迷惑がかかる」と感じた。

そうなると「何をやっても上手くいかない」

頭の中が真っ白になって、初ゴルフの記憶さえ、もう覚えてないほどだ。

STEP２　真っ白からの復旧

　頭が真っ白になると人間は冷静な判断で行動はできない。

例えば、僕が半年前に事故にあったとき、親友は救急車の電話番号が思い出せず

近くに歩く人に電話をしてもらったという。

そして、こんな状況に陥ったとき、必ず勝負には負ける。

事業で予想外のトラブルに見舞われたとき

頭が真っ白であれば、成功するルートを意識することができない。

大切な人がピンチになったとき

頭が真っ白であれば助けることすら出来ない。

強烈な怒りで切れてしまえば

キミの目指す道から外れてしまうかもしれない。

だから常に最悪の事態を予測するだけではなく

真っ白になれば負ける。この事実を知っておく必要がある。

誰でも真っ白になればヤケになって行動してしまうが

これは絶対にやってはならない行動だ。

常に考えて、備えて、次の一手を打てる人間になるのだ。

Author Ekusia Rufino

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