値決めが重要なワケ
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–– 知識ではなく実践できる学びを得よう ––
STEP1 安く提供したい
事業を始めた頃、お客様に安く提供したい!
本気でそう考えていた。
僕が提供していたのは「語学スクール」でお客様のほとんどは子供たちだったからだ。
お金のある人が学べて、お金のない人は学べない。
そんな事業をやってはいけない。僕は本気でそれを思って実践していた。
しかし、安いことが正しいこと。これに大きな間違いがあることに気がついた。
STEP2 安さは悪なのか?
顧客にとって安いことは大事なことだ。しかし、それが絶対条件ではない。
本当に大切なのは安いことよりも、提供する内容の品質なのだ。
例えば、安さで顧客の心を引いて、購入してもらっても品質を担保するのは
その製品を作るために必要な原価や、サービスを提供する人に支払う給与だと思う。
低価格の製品は製造にお金をかけれないことを意味するし、
低価格のサービスは、提供する人の給与が少ないことを意味する。
僕の経験で言うと、「価格が安いものほどクレームが多い」
それは、安さゆえに相手の満足できるサービスを提供できないからだ。
京セラの稲盛会長も「値決めは経営」と言われているが、
やはり、この値決めに理念と情熱が込められてくる。
安さは時に多くの人を不幸にするサービスが生まれることを僕らは知らなければならない。
Author Ekusia Rufino
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