成功する人は遺伝子よりも教育を信じる

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–– 知識ではなく実践できる学びを得よう –– 

STEP１　遺伝

　僕らは過去に生きてきたルーツの生命の結晶だ。

過去に存在したルーツのひとりでも欠けることがあれば

この世に僕らは存在しない。

受け継いできた遺伝子も僕らに大きな影響を与えている。

それは髪や体型、目の形から色まで、ルーツという線によって今の僕らに影響を与えている。

競走馬の世界では「サラブレッド」というブランドがあり、競走馬になるための遺伝子として

大きな影響力を与えているが、僕ら人間の成功に遺伝子や血統は左右するのだろうか？

僕の答えは「NO」である。

もちろんスポーツや体力の差はあるだろうが、血統によって成功の有無は変わらない。

STEP２　遺伝子を越えるもの

遺伝子は我々の成功を決定づけるものではない。

しかし、教育に関しては別である。

幼少の頃より両親や先生、仲間と過ごした環境は僕らの人生を大きく変える。

つまり今の思考は幼少期の教育が影響していることを認識しなければならない。

拙著「成功する人の考え方」にも書いたが、後天的な努力で人生はいくらでも逆転可能である。

ただ、後天的な努力を求める人間性は、幼少期の教育の影響は大きい。

そして、教育は机の上での学習だけだと思ってはいけない。

大切なのはキミの背中を見せることだ。

僕の父は勉強よりも生き方を僕に教えてくれた。

「大人になってもこんなに可能性があって、人生はとても楽しい」と言うことを教えてくれた。

お酒を飲んでも仕事や仲間、世間の愚痴など言ったことはない。

もし、父が世間に対して悲観的なことを言っていたなら

僕は大人になることを望まなかっただろう。

だから成功する人は遺伝子で語らず、背中で教育するのである。

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