成功する人は不老不死である。

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––知識ではなく実践できる学びを得よう –– 

STEP１　死への恐怖

　こどもの頃、いつも優しくしてくれた祖母が亡くなった。

お葬式の当日、動かなくなった祖母を見て、僕は味わったことのない恐怖を感じたんだ。

大切な人がもし死んだらどうしよう。僕が死んじゃったらどうなるの？

答えもない不安が僕を襲い、そして大人になるにつれて忘れていった。

成人した僕は命が無限に続くように時間を無駄に使った。

目的もなく遊び、怠惰な生活を続け、意味もない時間を使った。

僕は現在４０歳。人生の折り返し地点だ。

そろそろ死についてもう一度考える必要があるのかも知れない。

STEP２　不老不死

　始皇帝は不老不死を探すために様々な方法を探したと言う。

しかし、現実には死は僕らに必ず訪れる事実である。

仮にテクノロジーが発達して、僕らのコピーやAIが存在したとしても

僕らのオリジナルはきっと失われる。

永遠に生きることが出来ないのなら、せめて何かを残したい。

そうして考えついたのが、精神の永続性だった。

僕には自分が死んだときに入る墓が存在している。

その墓には自分の名前は彫られていない。

掘ってあるのは「敬天愛人」という西郷南州が残したこ言葉。

いつか僕の墓参りに来る将来世代の為に、僕は時空を越えて伝えたい。

キミの先祖はこんな考えで生きていて、その結果キミがいるんだよ。

だから、誇りをもって生きて欲しいんだ。

命や氏の永続性ではなく、精神の永続性。

そんな生き方を貫きたいと思う。

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