成功する人は何も無いところからスタートする

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––知識ではなく実践できる学びを得よう –– 

STEP１　何もないからはじめる

　ビジネスを成功させるとき、こんな言葉をいう人がいる。

「僕にお金があったらな〜」

「僕にもネットワークやコネがあれば」

「だって彼は二代目じゃん。それだったら俺だってできるよ」

何を売るのか決まっている。

どこでやるのかを決まっている。

既にお金がある。

これが起業の条件のなのか？

実は違う。

ほとんどの起業は何もないところから始まる。

STEP２　何もないところから

　先日、こんな話を聞いた。

バングラディッシュのグラミン銀行では何もない所から沢山の起業家が生まれている。

何を売れば良いのか、どこで仕入れれば良いのか

何もないシングルマザーが居た。

彼女はふたりの子供を抱えて途方に暮れていた。

その時、近くに住む老婆が声をかけた。

「ダッカに行って素敵なサリーを沢山買ってきなさい。」

「しかし、私にはお金がありません」

「私達が保証人になるから、銀行からお金を借りるのです」

彼女は老婆を信じて銀行からお金を借り、ダッカでサリーを買った。

そして、村に戻ると大勢の女性が待っていた。

「彼女が都会から買ってきたサリーを是非買ってあげて」

老婆は彼女を助けようと、多くの人に声をかけていたのだ。

その時、彼女は初めて利益を得た。

その後、隣の町へ、また隣の町へと行商は続く。すると

ある商人から声をかけられる。

「それだけ商品が売れるのなら、是非うちのお店の商品を預けるので、売ってくれないかな？在庫に困ってるんだ」

そして、彼女は少しづつビジネスを広げ、ふたりの息子を大学へと行かせた。

初めは何もない。しかし、少しの進歩でも必ず物語は前に進み、

進む過程で必ず事業は大きくなる。

何もない。これがスタートラインなのだ。

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