成功する人はコンサルタントに任せない

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–– 知識ではなく実践できる学びを得よう –– 

STEP１　経営コンサルタント

　僕が出会う成功する人の中には「経営コンサルタント」と呼ばれる人の類も多い。

彼らの仕事は大企業から中小企業まで様々な企業をサポートしながら、企業の業績を向上させると言われている。

仕事をする上でアドバイスというのはとても重要だ。

自分の見える位置からではなく、別の角度から物事を見てみると、想像よりも違う場合は多い。

「やはり、優秀な人間のアドバイスは大事だな〜」

若い頃、僕はそう思っていた。

しかし、ある人との出会いで、僕はコンサルタントの考え方を完全に変えることとなった。

STEP２　無理な絵を描く

　その人は日本でも有数の経営コンサルタントだった。

彼が手がけるのは誰もが一度は飲んだことがある清涼飲料水の企業や

誰もが憧れる自動車メーカーだ。

そんな誰もが憧れる経歴を持つ彼は僕にこう言った。

「経営コンサルタントなんて要らないんだよ。」

僕は驚いた。

なぜなら彼自身が経営コンサルタントだからだ。

「結局のところね。僕らはシナリオを書くだけが仕事で、出演して演技するのは従業員さんなんだ」

「僕らはもちろん、ありきたりなシナリオではなく、ストレッチの効いたシナリオを書く方が受ける。」

「そう、無理なシナリオの方が喜ばれるんだ」

「それを経営者が鵜呑みにして取り組んでしまうと、結果的に誰も幸せにはなれない」

「そんな大企業は沢山あるんだ」

「だから経営コンサルトなんて信じちゃいけないよ。」

お茶目な彼らしい言い回しだが、彼は僕に

考えることを誰かに任せるのではなく、自分で考えること。

そして、実践するのは仲間であり、仲間のことを考えずして戦略はあり得ないと教えてくれた。

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